台湾の若者の活字離れ対策

若者の活字離れ、日本でもだいぶ長いこと問題とされていますが台湾でも事情は変わらずやはり若者の活字離れが進んでいる様です。まぁもっとも若者に人気なSNSなども活字を用いてのコミュニケーションですから活動領域が変わっただけだとも取れると思いますが、知的水準の向上に寄与するような文章よりは駄文が多いのは致し方ない所でしょうか。

そんな中で読書離れの対策の1つかとは思いますが、台湾では主要駅に図書館の無人貸し出し機がありました。写真は台北駅のものですが他の主要駅でも形こそ違えど同じような設備が整っていました。図書館に本を借りに行くのは面倒、と言うならば図書館が生活者の活動域に出張しますよ、と言う素敵な活動。

活字離れが深刻だと会議室で議論するだけでなく、こういった取り組みを少しからでもコツコツと実現していく実行力は素晴らしいなぁと感じました。