一歩先ゆく台湾のエコ

今年も台湾旅行に行ってきました。史跡などを巡るのも良いですが我が家はどちらかというと都市型観光がメインです。大都市を知ると言うよりはその街の生活を知ると言う感じで、その土地の生活様式などに振れると喜びます。なので鼎泰豊と言った日本でも食べられるレストランにはあまり興味がありませんし、それよりは夜市の屋台であったり街の食堂に勇気を持って突撃します。日本語も英語すらも通じない、そんな街の食堂に今回も行きまくりでした。

屋台であったり地元の食堂などでの食事は本当に適量が出てくるのでとても良いのですが、 ちょっとレストラン的な所 に入ろうものなら、余る位の料理が出てきます。doggy bagを貰って持ち帰るのが流儀なのですが、旅行者なのでホテルに帰っても食器類は無いですし困ってしまいます。残せば良いのですが食事を残すって言うのは日本人としてはあまりやりたくない行為ですよね。結局ちょっと食べ過ぎて夕食の時間になってもお腹が空いてこなかったり、今回もそんな日がありました。

結局ちょっと遅い時間になってご飯が欲しくなる訳ですが、そんな時便利なのがコンビニです。そこは日本も台湾も一緒。無論台湾の夜市は大体24時までやっているので近くの夜市まで行けば良いのですけれども、近場で済ませたい事もありますよね。

さて本題ですがエコについて、台湾ではスーパーやコンビニではレジ袋は貰えません。どうしても欲しい場合は言うと売ってくれます。1~2元程度なのでどうしても必要な場合は買いますが、たいていの人はエコバックを持って行ったりしているようです。ただ例外としてコンビニの弁当を買って温めた場合は蒸気で濡れた状態になりますし、熱いって言うのもありますし別途袋を用意して貰えます。ただ、袋ではありませんでした。

写真の様なネット状のものに入れてくれます。このネット、元は1枚の不織布に切れ込みを入れているもの。日本ではおなじみの茶色いコンビニ袋ですがお国変わると変わるもんですね。日本の茶色い袋と不織布1枚どちらがエコなのか、製造工程なども考えると台湾のネットの方がエコなんじゃ無いかなぁと思いました。

そしてエコなだけでなくデザインの勝利と申しましょうか素晴らしい点が他にもあります。ネット状なのでホールド感がしっかりしており、お弁当が傾く事はありません。日本のコンビニ袋ですと持ち歩いている際にお弁当の偏りでどんどん斜めになっていく事、ありませんか?私は良くあります。これが一切無い。とても素晴らしいです。

一緒に買ったサラダなどの小皿ものが入れられないなどのデメリットもあるかも知れませんが、私はこのネットを是非日本でも広めて欲しいなぁ、と思いました。