quick-devstack環境をocata対応にしてみる @ keruru | 2018-02-25T23:07:55+09:00 | 5 分で読めます | 更新日時 2018-02-25T23:07:55+09:00

OpenStackの学習といえばこの本!の内容がもう古い!

OpenStackの学習といえば、やはりまず出てくるのは日本OpenStackユーザー会の著作、 OpenStackクラウドインテグレーション ですが、流石にもう古くてこの本の通りにはすでに構築が出来ません。 サポートサイトを通してアクセスな可能なスクリプトは GitHubにあるのですが 2016年にメンテナンスされたのが最後。(それもとても凄いことだと思いますけれど)その際に2016年に動作させることが出来る 様にメンテナンスされたのですが、もうすでに動かない状況。OpenStackのversion upは年3回もあるので仕方ないと言えば仕方ないところではありますが。

私もかつて ConoHaの上にこのquick-devstack環境を構築する と言う記事を書きましたが当然ですが もうこの手順では動きません。

だからと言う訳ではないですが、一旦最新化してみようと思いました。

TargetはOcataリリース

すぐ陳腐化するからPikeにしておけよ、と言う話もあるのですがひとまずOcataにしておきます。書籍ではOSもUbuntu14.04LTS(Trusty)をターゲットにしていますが、もはや14.04では動かないので16.04LTS(Xenial)にします。

KVM環境による構築

ホストOSにUbuntuなりLinuxを使っていてKVMとvirt-managerが導入されている環境であれば、こちらも書籍で紹介されているスクリプトで検証環境が楽に構築できます。今回の作業にも便利なのでこちらのスクリプトもついでにupdateすることにします。

Network Interface名が変わった

実はUbuntu15.10からNetwork Interface名がeth0などのこれまで慣れ親しんだ名前から変更になりました。やめてくれ。 当然スクリプトなどの中でeth0などの名前で指定している所もあり、どうするかなぁと思いましたが簡単なワンライナーでお茶を濁しています。 本来ならばudevの設定ファイルを書き換えてなんとかするのがベストですがちょっと今回そこまで力をかけられなかったので。

と言うことで git cloneでubuntu-virtinstを持ってくる所 では こちらのリポジトリ を用いればUbuntu16.04LTSで構築できると思います。

quick-devstackのOcata対応

さて、VMも出来たのでOcata対応です。基本的にはlocal.confの編集がメインになりますが、その他にも一部コマンドの変更も行っています。昨今のversionではkeystoneコマンドは通らなくなっているので、openstackコマンドへ変更しました。 その他のコマンドも気になった所は変更しましたが、基本的には本書で学習する所なので対応するうちは旧コマンドのままです。本書の中で注意するとするならば keystoneコマンドはもう使われていない と言うことを意識する位でしょうか。

controller nodeがうまく動かない

なるべく手を入れるのは最小限で環境差分が起きないように作りたかったのですがどうにもcontroller nodeとなるstack01がうまく作れません。仕方ないので一応学習に支障がない程度に変更してとりあえず動くようにはしました。

本当は完璧にできればプルリクもしちゃおうかと考えていましたが、あまりきれいな形に出来なかったのでプルリクは無しです。

と言うことで git cloneでquick-devstackを持ってくる所 では こちらのリポジトリ を用いると少し幸せになるかもしれません。

トラブルを楽しみながら学習しましょう!

正直上記対応で完璧に学習が進められるかと言うと、まあ無理だと思います。トラブルが出た際には調べることも学習の近道です。ユーザー会のメーリングリストに質問を投げてみてもいいかも知れませんね。

おまけ

今回KVMでvmを3台構築してその上に検証環境を構築しました。どの位のスペックか?と言うと ThinkPad T440sと言うノートパソコン上に構築しました。一応Core i7のCPUですがモバイル向けでメモリも12GBしかありません。ディスクも500GB程度です。 ubuntu-virtinstのscriptを見るとわかりますが、このスクリプトを作成した方はもっと良いスペックでこのスクリプトを検証されたことがわかります。スクリプトファイルのメモリサイズ等を調整することで一応上記のようなノートパソコンでも検証を 行うことが出来ます。ですがほんとギリギリの環境ですのでなるべくデスクトップPCでメモリも24GB位あると安心です。

わざわざそんな環境を構築するのもな~って方はConoHaなどクラウド上に構築するのも1つの手です。 当然プロダクト環境には使えませんが、OpenStackを学習するためだけであればConoHa,Azure上に構築することは実証済みです。 社名は明かせませんが、とあるOpenStackの研修をされている企業さんではAWS上に構築して研修生に学習環境として研修生に提供している所もありました。 毎週毎月使うものではなく月に数回、数日間程度の研修環境ですからこれこそクラウドを活用すべきって所でしょうね。


© 2006 - 2021 Keruruのブログ

Powered by Hugo with theme Dream.

avatar
About Me

ペンネーム/Nick

けるる etc

お仕事

テクニカルライティング/システムエンジニア/ネットワークエンジニア

愛用中のPC
  • NEC LAVIE ProMobile
  • SAMSUNG Chromebook Pro
  • Surface Pro 4
  • ThinkPad T440s
  • GPD Pocket
愛用中のPDA/SmartPhone
  • iPhoneSE 2nd(MAIN/docomo)
  • Unihertz TiTAN(SUB/docomo/SIM FREE)
  • OPPO Reno-A(SUB/rakuten/SIM FREE)
  • iPad Pro 11inch(SUB/docomo/SIM FREE)
愛車
  • MITSUBISHI PAJERO mini ‘2012
  • HONDA CRF250RALLY ‘2018
  • MERIDA SCULTURA4000 ‘2015
  • Carry-Me ‘2016
  • GIOS PANTO ‘2007
  • R&M BD-1 ‘2006
旅の記録2020
行き先など 北海道 海外
2020 12 鬼怒川温泉旅行
2021 02 箱根温泉旅行
旅の記録2010
行き先など 北海道 海外
2010 05 函館観光旅行
2010 09 みなかみ温泉旅行
2011 09 Gios Pantoで自転車旅(札幌・夕張・帯広界隈)
2012 03 パジェミ納車記念上諏訪温泉旅行
2012 08 西伊豆旅行
2012 09 東北キャンプツーリング
2012 10 新婚旅行(NYC-CFO)
2013 09 パジェミで北海道、道東漫遊+念願の旭山動物園
2014 08 三菱スターキャンプ参加
2014 09 台湾旅行(台湾新幹線で高雄にも)
2015 03 九州旅行(うきは旅行)
2015 09 香港旅行
2016 09 北海道ツーリング
2016 09 上諏訪旅行
2017 09 台湾旅行(現地集合現地解散)
2018 05 鹿児島・熊本旅行
2018 09 タイ・チェンマイ旅行
2019 01 高知ツーリング
2019 05 沖縄弾丸旅行
2019 05 別府弾丸旅行
2019 09 ハワイ旅行(まったりホノルルAB&B)
旅の記録2000
行き先など 北海道 海外
2000 08 夏休みで北海道帰省
2001 06 漫画家さん妙高ツーリング
2001 09 RVF400で稚内・網走・釧路・富良野・夕張(初バイク)
2002 07 夏のフーリツーリング
2002 07 CBR954RRで森・函館・稚内・網走・根室・富良野・夕張
2002 09 乗鞍岳ツーリング
2003 09 自転車で北海道(ただし札幌出たあたりで挫折)
2004 09 DJEBEL200で2002年と同じコース
2005 09 DJEBEL200にタンデムで夕張・帯広・士幌・網走・稚内と逆回り
2006 07 大阪観劇の旅(中央線をひたすら乗っていった貧乏旅行)
2007 09 XT660Rでえりも辺りでひたすら道東だけを堪能した北海道ツーリング
2008 08 四国鉄道旅行(サンライズゆめで四国入り、四国内はひたすら鈍行旅
2009 09 台湾旅行(初海外旅行)
2009 09 鈴鹿エンデューロにミニベロで参戦旅行
(C)Keruru. All Rights Reserved