Chromebookでの開発環境

chromebookをガチで開発環境に用いようとするなんてナンセンス?いやいやそんな事ないですよ。そもそもChromeOSはGentooベースのLinuxなんですから開発環境に使えないだなんてわけが無いじゃないですか。

とは言え、ローカルに構築しようとすると結構難儀なのは確かです。ChromeOSを削除してLinux入れたりchroot環境で動かすcroutonを入れたりとちょっとばかり手間がかかります。 でもせっかくchromebook使っているんですからchromebookっぽく使いたいですよね?私はそうです。

そうなってくるとローカルに環境を構築するのは諦めなければなりません。ブラウザで動く統合環境を使いましょう。

Cloud9

AWSが提供する AWS Cloud9 と言うサービスがあります。ブラウザの中で動く統合環境です。これがまたとても使いやすい。

難点もそれなりにはあります。ですがそれを補って余りある機能にとても感動です。ブラウザさえあれば統合環境がそこにあるだなんて、これこそchromebookのためにあると言っても良いです。

もちろんAWSなので少しばかりお金がかかりますが、仕事でもガチで使って月数千円、週末プログラマであれば500円程度で済むんじゃないかな。

自前サーバに入れてみた

もちろんAWSと契約するのもよいのですが、cloud9のフロントエンドは公開されていて自前サーバに入れる事が出来ます。 私は個人で契約しているConoHaがありますのでその上に githubよりc9/core を落としてきて動かしています。それが上の画像。

標準ではBasic認証しか設定できませんのでSSL Client Certificateなどを活用するのが良いでしょうね。

Mosh接続

Cloud9でもshellを用いる事は出来ます。ですが別途sshしたい。モバイル環境ですので出来ればmoshが使いたい!と言う事でmoshを入れました。 こちらはChromeウエブストアにあるのでサクッとはいります。しかしmosh接続するのがちょっと面倒でした。mosh接続するためにはまずsshで目的のサーバに入らねばなりません。 その上でサーバ上でmosh-serverを起動。するとトークンが生成されますので別のterminalでそのトークンを用いてmoshで接続するイメージ。

LinuxやMacやWindowsのmosh clientはこのあたりを自動でやってくれるのですが、これを手でやらねばなりません。まぁ慣れれば問題ないです。

1度接続してしまえば基本的には再接続のNWが異なってもセッションを維持してくれるmoshですので、繋ぎっぱなしにしていたりします。

chromebookでも問題ない!

そんな訳でchromebookだけでこの1ヶ月位生活をしていますが全く問題なく使えているので、外部のサーバに頼ったりする必要はもちろんありますが、chromebookでももう生活で困らない。そう思います。