OpenSUSE_Leapに入れ替えた
Windowsじゃ駄目なんですか?
ノートパソコンにはプリインストールでWindows10が入っておりそのまま使っておりました。Windowsも嫌いじゃないですがVPSのサーバ操作したり、様々なメモもgithubで管理していたりと結構consoleで生活することが多いです。そんな訳でOSをLinuxに入れ替えてしまうことが多かったのですが、Windows10であればWSLがあったりTerminalもWindows Terminalが使いやすかったりであまり困らなくなりました。むしろネイティブなshell環境が使える上にRAW現像ソフトだったりWindowsアプリが使えたりと良い点も多いです。今時のノートは独自機能をUSB実装して独自アプリでないとそれが操作できないものもあったりと結局Windowsのほうが使いやすいのも確か。
でもふとタスクマネージャーを立ち上げると16GBあるメモリの内、9GB位使ってる。色々アプリを立ち上げてるなら仕方ないとしてWSLとタブも1つしか開いてないブラウザ位だけで。うーん、色々アプリは使いたいけれどやっぱりメインは快適なshell環境とちょっとした仮想環境が使いたいのだ。
openSUSEと言う選択
Linuxと言われて思い浮かぶ筆頭としたら今はUbuntuでしょう。実際ユーザーもとても多いと思います。だいたいどんな端末にいれても快適に動作しますし素晴らしいです。
yastが好き
じゃあ何故openSUSEか?と言うと慣れてるからと言う身も蓋もない感じの回答になりますがyastに慣れてしまうと、なにか設定を変更したくなったらyastと言う感じで安心。またyastはncurses環境で動きますので、万が一Wayland/xorg環境が不安定になったとしても困りません。
ハイバネーション設定が楽
今時suspendで困らないのですがせっかく機能としてあるのでハイバネーションも使えるようにしておきたいですね。ハイバネーションを使えるようにするには搭載メモリと同等のサイズとなるようにswapパーテーションを用意したりしなくてはなりませんが、これをインストーラーのメニューから設定できる数少ないディストリビューションになりつつあります。そんなこんなでopenSUSEが個人的にはお気に入りなのです。
ディスクのレイアウト設定で当然熟練者向けの方でも設定できますが、簡単に設定を行える「ガイド付き設定」の方でもちゃんとこのハイバネーションのための設定が出て来るのはとても楽ちんです。
openSUSE Leap 15.2での注意点
インストーラーがしっかりしているのでインストールする事自体は特段困る事は無いかなと思います。とても楽になりましたね。さて、インストールして再起動してブラウザなりTerminalなりで文字を入力してて違和感を感じるかもしれません。
インストール時に日本語を設定しても英語配列になってしまう
インストーラーで日本語を設定して、インストーラの時に日本語キーボードの入力テストをしたにもかかわらずですよ、インストールすると英語配列として認識されます。えー
ちゃんとMozcも入っていて日本語変換も出来るのですが・・・
色々トライしてみると設定の地域と言語にてインストール直後は『日本語(Mozc)』が選択されているとおもいますが、これを『日本語(Mozc - JP layout)』にしてあげると良いようです。インストール時に日本語キーボード選択したらこちらが選択されるようになると良いのですが。
もはやディストリビューションは何でも…
昨今Baseのインストール以外ってsnapを使ったりするのでディストリビューションへのコダワリってどんどん無くなっていくのかもしれませんね。そんな中設定がyastにまとまっていたりファイルシステムのバックアップとしてsnapperが使いやすかったりと特色を出せているopenSUSEはどこかで火がつくかもしれませんね。