LiquidLogicで開発環境もWeb編集環境も一気に改善

LiquidLogicに出会った

これまでiPadでの開発環境は何が良いのか、googleで検索したり無料のアプリであれば実際ダウンロードして試してみたりと模索を繰り返してきた。今回LiquidLogicに出会った事でそんな模索の旅ともお別れになりそうだ。

結論

結論として現在用いているツールをご紹介。

Githubクライアント WorkingCopy

もうGithubクライアントは WorkingCopy 一択ですね。純正アプリでGithubアプリもありますがviewerに近いので、push/pullしてリポジトリにアクションして行きたい人は必須です。2021/05/22現在2,440円しますが買い切りでサブスクリプションモデルでは無いので比較的お求めやすいかなと思います。UIが若干ごちゃごちゃしてるイメージはありますが、使いやすいですし安心して使えます。オススメです。

テキストエディタ LiquidLogic

これまでWorkingCopyを紹介しているBlogで一緒に紹介されている事が多い Textastic と言うアプリを用いていました。買ってはみたもののイマイチUIにも馴染めず結局ほとんど使っていません。SSHクライアント機能もある様でそれだけでも使えれば、と思ったのですがこちらも動作が怪しい。と言う事で他の選択肢を探していました。そして今回出会った LiquidLogic にすっかり惚れ込んでいます。まだ数日しか使ってないんですがもうバッチリ使いこなせているので課金しちゃいまいたね。

SSHクライアント LiquidLogic

SSHクライアントとしては Termius を用いていました。こちらもサブスクリプションモデルのアプリですが無料の範囲で十分使えますのでオススメです。個人的にちょっと困っていたのはlocalnet(自宅内の機器など)の接続が安定しないと言う事です。何度か繋がった気もするのですが基本的には接続出来ない感じの挙動で、自宅内にあるいくつかのサーバを操作する際に困ってしまいました。

LiquidLogicは基本テキストエディタですがSSHクライアントの機能も付いていて、必要十分の機能が備わっていたのでこちらに乗り換えました。localnetへもちゃんと接続出来ます。素晴らしい。

余談

余談ですが最近はローカルで動かすPython環境、Pythonista3もダウンロードして色々試しています。Python勉強していきたい。

LiquidLogic素晴らしい

上記の通りテキストエディタもSSHクライアントもLiquidLogicになりました。素敵。

MiFESを発売しているMEGASOFTさんの製品

その昔 #インターネット老人会 みたいになっちゃいますが、今で言うvi,emacs論争みたいなエディタ論争が国内にもありました(大袈裟)。それが Vz,MiFES論争です。まあ私は個人利用はVz Editorで仕事ではMiFESを使うなど両方使っていたのですが、PC98から続く国産エディタを今も開発し続ける素晴らしい会社が贈るiOS向けエディタです。そんなの使いづらい訳がないじゃないですか。

SSHも安定して動く

エディタが当然メインでFTPしてちょっとファイル操作する程度なんだからおまけ程度の機能なのかな、なんて思っていたらきっちり鍵認証にも対応しているじゃないですか。流石に鍵の作成などは出来ない様ですが他の環境で作成した鍵を用いて接続できて素晴らしいです。そしてなにより、ここはやはり国産の強みでしょうか。

しっかり日本語に対応しています。これ地味に嬉しいですよね。サーバなんだからUSロケールで動かしておけよ!って声も聞こえてきそうですが、SSHで繋いでちょっとした作業を用いたりと日本語対応しているのはちょっと嬉しいのです。

しかもエディタtabの1つとして表示されるので分割して表示させる事が出来ます。SFTP先のファイルも開くのでそれらを組み合わせると…

ConoHaのVPS上のLinuxに構築したHugo環境にSSHで接続してhugo serverを起動、port等を指定して特定のURLで閲覧できる様にします。さらにSFTPでも接続してHugoのcontentsディレクトリの記事を編集。ファイルのセーブをしたらhugo serverがbuildしてくれてpreview出来ちゃいます。PreviewはSideOverを用いてSafariで閲覧します。

VPSとの相性ばっちりな感じでMEGASOFT社さんの LiquidLogicのページ にも書いてあるのですが、 四位一体で<Web編集>も強い とのお言葉。まさにその通りだなと思いました。素晴らしいです。

WorkingCopyとの連携性

WorkingCopyでリポジトリのファイルを編集するにあたってTextasticが使われる事が多いのは開発元が同じで連携が協力だからでしょうか。編集したいファイルを長押しすると、1番上に Edit in Textastic と言うメニューが出てきます。もちろんこちらから編集画面に入る事が出来ます。最強ですね。

ではその他エディタはダメでしょうか? ・・・そんな事はありません。

Edit in Textastic の下に share と言うメニューがありますが、こちらから別のアプリで開く事が出来ますのでLiquidLogic以外のEditorを使われている方でもここから編集に入る事が出来ます。確かにTextasticで用いるよりも1アクション増えてしまいますが、それでも好みのエディタで編集できる方が効率が上がるので活用しない手はありませんね。

好きなエディタで編集した後はファイルを保存し、WorkingCopyに戻って編集内容が適用されているか確認しましょう。 これだけお手軽だとgitコマンドを覚えるのが面倒で敬遠していた方もgitを楽々使いこなせそうな気がします。素敵。

サブスクリプションモデルだが安価!

無料でダウンロードして使う事が出来ます。エディタのオープンできるファイル数に制限があったり、SSHの接続先登録数に制限があったりしますがそれ以外の機能面での制約はありませんので、まずは こちらから入れてみて 使ってみる事をオススメします。買い切りもいいんですが、お試しできるの良いですよね。 サブスクリプションも月額200円、年額1,000円なのでとても良心的な価格。とても有難いですね。

とても素晴らしいアプリなのでぜひ皆さんにも使って欲しい!と思って思わず記事にしてしまいました。 まだまだ知らないアプリあるんだろうなぁ、と思っています。また感動したアプリと出会ったら記事にして行きたいと思います。