iPadOS15のハードウェアキーボードは発展途上かも知れない

iPad ProにMagic Keyboardを接続して使用している。キーボードの言語は少しでもキーが大きい方が良いので英語キーボードを選択した。日本語でも英語でも困らないため1キーでも小さいキーボードが少ない方が良いと思っての事だった。 iPadOS15にしてから様々執筆の際に少しストレスを感じるので何だろう?と少し疑問に思っていたが違和感を整理してみると言語切り換えとスペースキーの挙動がこれまでと異なる事を確認した。同一機体での検証ではなく iPad Pro(iPadOS15) + Magic Keyboard(us) vs iPad 第8世代(iPadOS14) + Bluetoothキーボード(us)iPad Pro(iPadOS15)+ SmartKeyboardFolio(jis) の3条件で試してみた。

日本語キーボードの場合

言語を日本語に固定したままスペースキーの左右にある「かな」キーと「英数」キーで日本語入力や英数入力が切り替えられる。この場合は「地球儀」キーを押した際に発生するような言語切り替えとはならないため、画面中央に言語切り替えの表示が出ない。この場合とても快適に入力文字種を切り替える事が出来て思考を妨げる事なく文字入力を継続することが出来る。そのため日本語と英単語を織り交ぜるような文章を書く必要があって日本語キーボードでも困らない場合はiPadにおいては日本語キーボードを選択するのが良いかもしれない。

英語キーボードの場合

英語キーボードには当然かなキーや英数キーが無いので言語を日本語にしたまま入力文字種を切り替えることが出来ない。そのため日本語入力中に英単語を含む文章を書こうとした場合とりあえず変換されるのを期待してとりあえず入力してしまうか地球儀キーを入力して言語切り替えをするしかない。まぁ大抵の英単語であれば変換できてしまうので問題ないのだが、Markdownのために英単語ではなく記号を織り交ぜるなどした際にはさすがにそこまで考えて変換してくれないのでやはりキーボードの切り替えが必須となってしまう。

言語切替時の挙動

iPadOS15では言語切替状況が表示されている間に受け付けないキーがある。全部を確認したわけでは無いけれど「スペースキー」の入力は受け付けられない。iPadOS14ではこれが問題なかった。iPadOS14では画面中央に画面切替状況が表示されている状態でスペースキーを入力した場合即座に画面切替状況を示す表示が消えてスペースが入力された。iPadOS14のiPad無印第8世代用に日本語・英語キーボードが用意できなかったため全てのパターンを検証取れなかったが、iPadOS15のiPadProではハードウェアキーボードの言語によらずこの挙動が起きた。

Markdownを書いていると半角スペースを入れたいケースが良くあるので地味にストレスとなっている。キーボードの設定にてスマート全角スペースの設定をオフにして全角スペースは使わない事にして言語切り替えでEnglishに切り替える前に半角スペースを入れておけばいいだけではあるのだけれど、どうにも癖になってしまっており言語切り替えしてからスペースを入れようとしてしまうのでこのタイミングで思考が遮られてしまう。ちょっと困った状況だ。

言語入力のフローティングバー

何やらフローティングバーが表示されるようになりました。これ消せないんですかね。もしくはこれを表示するなら画面中央に出てくる言語切り替え表示をオフに出来たりしないんですかね?っt思いますが、フローティングバーの言語表示は言語切り替えても表示が変わらないですね。メニューから「しまう」を選択するか画面端にスワイプすると小さくなるんですがその際には表示が変わるので、表示切り替えのバグっぽい気がしますね。

そしてこの新たに出来たフローティングバーがアプリの操作画面を邪魔するって言うね。。。動かせるからいいですがWiFi表示の隣とかに小さく表示とかにならないもんでしょうか。ちょっと邪魔。

iPadOS15の言語入力はまだまだ未完成?

言語切り替えで使いづらい所があったり地球儀キーで言語を切り替えても画面下部に出てくる言語入力のフローティングバーの言語表示が変わらなかったりと、実はまだバグが様々残っているのではないか?って気もちょこっとします。OSアップデートでどんどん使いやすくなると良いなと思います。