バンコクチェンマイ旅行2024
イントロダクション
夏休みを利用してタイへ旅行に行ってきました。タイへはこれで2度目になります。 夏休みは旅行することにしていますが世界情勢も芳しく無く円安気味でもありハワイなんかに行こうものならランチだけで3千円とか掛かってしまいます。
最後に訪れたのは2018年ですが、その際にバンコクの 有名ショッピングモールMBKにテーラーが多くあり、比較的安くスーツが作れそう! なんて記憶がありました。旅先でスーツを作ってみるのも面白いかな?ということ、また再訪したいチェンマイまでの寝台列車がありそれも楽しそう!という事など熟考の結果タイへ行くことにしました。
日程は2024年09月14日(土)~2024年09月23日(月)の1週間です。
旅行日程
日付 | 概要 |
---|---|
09月14日 | 羽田空港からスワンナプーム国際空港へ、夕方到着 MBKでスーツをオーダー |
09月15日 | コインロッカーに荷物を預けてショッピングモール散策、夜は寝台列車でチェンマイへ移動 今回の種目的寝台列車を堪能 |
09月16日 | 朝チェンマイに到着しそのままチェックイン、昼は軽く散策して夜にナイトマーケット散策 現地に住まうようにまったり生活開始 |
09月17日 | 街のコインランドリーで洗濯してワローロット市場を散策し夜は屋台飯 屋台飯がとても安くそして想定外の美味しさで満足 |
09月18日 | ターニン市場を散策、博物館なども訪れ旧市街を堪能 ターニン市場で毎食食べても良さそうなほどデリのクオリティ高い |
09月19日 | チェンマイ滞在最終日、ワローロット市場で生地を買い、アートギャラリーでまったりする 最終日を満喫 |
09月20日 | チェンマイからスワンナプームへ国内線移動、MBKでスーツの仮縫い調整 テーラーの営業圧が面白かった |
09月21日 | バス移動に味をしめエメラルド寺院やラマ9を散策、夜に完成したスーツの受取り バスを一番堪能した日 |
09月22日 | コインロッカーに荷物を預けてワット・アルン散策、その後深夜便で羽田へ セントラルで念願のキーボード購入 |
09月23日 | 早朝に日本に到着 |
オーダーメイドスーツ作成
今回の旅の目的の一つであるオーダーメイドスーツの作成。タイも物価が上がっているので正直タイで作ったからと言って安くない。店頭にはスーツ2着仕立ててUS$300だよ!とか魅力的な言葉が並ぶがあくまで一番安っぽい生地を使って作った場合のお値段で、それなりの生地を使うとそれなりの金額になって結局は倍の価格位になる。2着US$300となると日本円にすると45,000円位で、1着あたり22,500円とかになるわけですが、実は日本でも紳士服量販店に行けば+5,000円くらいの価格でオーダースーツを作ることが出来たりします。慣れない英語で店主とやり取りするのも一苦労ですし出来上がった重たいスーツを持って日本まで帰るのも結構たいへん、まぁそう考えると日本で作れば良いかなって気がします。+5,000円くらいとは書きましたが、バンコクの価格は本当に最低ランクの生地を用いたスーツの場合の話。日本の紳士服量販店では最低ランクの生地がかなり上質なものになりますので+5,000円なんてすぐに埋まり、なんなら断然日本で作るほうが安く仕上がるんじゃないかなぁ…と思います。
まぁただ1回位は日本語の通じない異国の地でスーツを仕立ててみてもらうのはアリかも知れない、エンタメとして挑戦してみるのは良いでしょう。スーツのデザイン1つにしても日本人好みのデザインとかではなくタイや店主の本国で流行しているデザインなどが入ってくると思うので、日本で作るのとはまた少し違った感じの雰囲気が出来上がるんじゃないかと思います。
今回かかった費用
- 私のスーツ2着
- 私のスーツと同じ生地でベスト2着
- 妻のスーツ2着
- 妻のスーツと同じ生地でスカート
- 妻も私もオーダーメイドのYシャツ2着ずつ
という感じで、私はベスト込のセットアップで2着、妻はスカートとパンツで使い分けが出来る感じで2着という感じで合計 40,000THB でした。ざっくり18万円くらい。日本で買うほうが安いかなー。
必要日数
店舗には3度訪れる必要があります。
- 最初の来店で生地選びと採寸
- 2度目の来店で仮縫い状態の生地で最終調整
- 3度目の来店で試着と受取り
仮縫いから本縫い・受取りが一番時間がかかりそうに思いますよね、でも上のスケジュールを見てほしい。09月20日に仮縫い調整に訪れ(2回目)、翌日の09月21日に受け取っています。2度めに訪れたのも18時で、最後完成品を受け取ったのも18時頃。店舗にもよるのかも知れないが、 観光客相手にしているテーラーは24時間で仕上げてしまう。 なんなら私と奥様で2着ずつの合計4着を注文しているし、私はベストも追加しているので縫い仕事で言ったら6着にもなるのです。恐ろしい話です。なんなら2回目の仮縫いの時にはパンツを予備でもう1本ずつ作って、日本でも良く売っている2パンツにしないか?なんて営業もかけてくるぐらいなのでまだまだ余裕があるのだと思います。ほんと生産体制どうなってるんだろう、と思ったり思わなかったり。
そんな感じなので、各ステップに24時間ずつの最短3日〜4日あればフルオーダースーツが作れそうです。3泊4日とかだと厳しいでしょうが4泊以上滞在するのであれば充分なスケジュールかと思います。
バンコクからチェンマイへ寝台列車で旅する
チェンマイへ旅するのは2度目、前回はバンコクへ数日滞在したあと国内便でサクッとチェンマイへ移動しました。しかし今回旅系Youtuberさんの動画などでバンコクからチェンマイまで寝台列車に乗ると言うものがあり、ちょっと楽しそうじゃん?と言うことで寝台列車で旅することに。
もっとも今回タイへ旅しようと決めたきっかけがこの寝台列車に乗る、そのためにバンコクからチェンマイへ向かう、と言う感じだったのでこの寝台列車の情報に出会っていなかったらそもそも旅行先はタイではなく他の国だったかもしれないし国内旅行だったかもしれない。そのくらい、今回の旅のメインだったりします。
切符もタイの国鉄のホームページから購入することが出来て、寝台列車ではファーストクラスを選択すれば個室なので盗難などの心配もなくゆっくり眠ることが出来ます。ベッドもしっかりした大きさがあるので寝返りも打てて翌朝ほとんど疲れも残っていませんでした。
チェンマイのホテルと荷物を預かってもらえるかなどの交渉は必要かと思いますが、それさえクリアすれば夜のうちに移動して早朝から時間が使えるので意外に悪くないとも言えます。日中の飛行機でも良いですがフライト時間1.5時間に対してどうしても空港での待ち時間などが必要だったりと3時間は移動に使ってしまうので旅慣れた人であれば飛行機でチェンマイ入りするよりも都合が良いかもしれませんね。
奥様もすっかり気に入られたようなので、今後チェンマイへは寝台列車で行くのが定番化するかもしれません。
天気概況
訪れた9月中旬、タイは雨季にあたります。といっても一日中スコールが降るわけではなく決まった時間にザッと雨が降ってその後は晴れる、と言う感じなのでそれさえ掴んでしまえば雨季のタイでも充分観光が可能だと思います。
- 時間帯としては朝8時位から11時位まで雨が降り、その後夕方まで晴れ。
- 夕方だいたい17時頃から20時頃まで雨が降り、その後日付をまたぐ位まで晴れ。
- 夜中は寝てるので分かりませんが、明け方に雨が降ってそう。
訪れた間ずっとこのパターンだったので、朝ゴハン食べたあと雨が降ってなければ散歩、降り出したら宿に戻る。雨が上がったら昼ゴハンを食べるついでに観光、でも日差しが強いのでおやつ時位には帰ってきて雨宿り。夜は雨が降ってなかったら夜ゴハンを夜市などに食べに出かけ、雨だったらホテルのレストランで晩ゴハン。
ずっとこんな感じで楽しんでいました。ぎっちり観光スケジュールを埋めずに思い立ったら行ってみる、みたいなゆるい旅なのでこんな感じに過ごすのが心地よかったです。
タイのバスの乗車方法
タイのバスには乗務員さんが乗車していて乗ったら目的地を伝えて切符を買う、というのを前回タイに訪れた際に学びましたが、乗り方にアップデートがあったのか前からそうだったのかは分かりませんが少し変わっており、乗ったら切符を買いに乗務員さんの所までわざわざ行く必要はなく、空いている席に座っていれば切符を売りに来てくれる感じでした。なので安全のためにも乗車したらとっとと着席しましょう。
令和最新版、タイのバスの乗り方
- バスに乗る
- まずは空いている席に座る
- 目的地を添乗員さんに告げて料金を支払う *クレジットカード可
- 目的地についたらブザーを鳴らして降りる
また、8TB統一のエアコン無しの赤バスには乗れてないので分かりませんが、クレジットカードでの決済が可能になっているようでした。小銭を持っておく方が安心なのは間違いないですが1000THB紙幣を出すくらいならクレジットカードを出すほうが良さそうです。
国際郵便はやはり結構高い
4Lくらいのサイズの箱で日本までの送料が1500バーツくらい。重さにもよると思うが、今回は布だったので最低料金と考えて良いだろう。日本円にして6千円近くかかっていることになる。 衣類圧縮袋などを買って頑張って荷物に詰め込んで持って帰ってくるのが良かったと思う。
まだまだ現金は必要
各国どんどんクレジットカードが使えるところが増えてキャッシュレスで旅行が出来るようになってきました。タイもバスでクレジットカードが使えたりと徐々に増えてきているものの、まだまだ現金が強いなぁと感じました。
スワンナプーム国際空港から市街に出るのに高速鉄道に乗って移動する場合、早速現金が必要でクレジットカード決済が出来ません。バンコク内のバスや地下鉄(MRT)はクレジットカードで乗車が出来ますが、高架を走るBTSは現金onlyです。
あとは駅のチップトイレなどでも現金が必要になりますし、食事はどこで食べるかによりますが私達のように現地の方も訪れるようなレストランなどをメインにしているとクレジットカードが使えません。
詳細は伏せますが国際郵便やお土産の買い物を除いて観光や食事、移動に用いた現金だけで 6048THB 利用していました。訪れる場所だったりレストランのランクによってクレジットカードが使えたりもしますので必要な現金については人それぞれかと思いますが、1日あたり500THB/人 で用意しておけば安心かなぁ、と思います。
総評
今回はスーツを買うことと寝台列車に乗ることが目的だったため、それ以外の旅程については特に決めずにまったり過ごすことが出来ました。ツアーに乗って観光地を忙しく回るのも良いですが、現地の生活リズムに身を任せてのんびり旅するほうが好きなので今回みたいな旅程が心地よくて好きです。
次回に向けて
次回チェンマイ旅行の際は国際免許を取得していってスクーターをレンタル、早朝のワット・ポーに訪れてみたり市街からちょっと離れた名所巡りなども良いかな?って思いました。タイの道路標識とかも勉強しないといけませんね。それはそれで愉しみ。