中古レッツノートのポテンシャル
旅先に気軽に持ち歩ける端末について様々模索していた。MacBookAir位の1.4kgならなんとか持ち歩けない事もないのだけれど高級品だし旅先では扱いがどうしても雑になりがちなので気を遣わずに雑に扱える安価で使いやすい端末を求めていた。これまではChromebookが最適なデバイスとして活用していたのだけれど、1kgを切ってくるコンパクトな機種が出回らなくなり、そして性能も高まっていきChromebookとは言え結構な高級品になってしまっていたりとニーズとマッチした端末が市場からなくなりつつあった。
そんな悩みを秋葉で働いていた時代からの旧友と話していたらX(旧:twitter)のDMで それって中古レッツノートがいいんじゃない? とアドバイスをいただいた。
前から気になっていた中古レッツノート
中古レッツノートは前から気になっていたのだけれど踏み出せない理由があった。レッツノートのACアダプターは小型とはいえ専用品。今時のPCはUSB-C端子でPD接続して充電できたりして持ち歩く充電器をスマホと共用できたりと便利なので、USB-C充電対応の端末を求めていた。レッツノートもニーズが高まってきた事を受けて最近の端末では対応していたりする。USB-Cの端子からレッツノートの標準充電手端子(丸コネクタ)に変換する「トリガーケーブル」なんて呼ばれるものもあるけれど危険なのでそれは使いたくないので、正式にUSB PD充電に対応したレッツノートを使いたいところ。そうなってくると2018年くらいに発売した末尾の数字が “7” 以上の端末に限られるのだけれど、前に検討していた2022年頃だと中古でも10万円前後、安くても8万円位はしていて手が出しにくい価格帯だった。
とうとう4万円を切った
今回仲間からの情報で入手した端末は CF-QV8 で、ジャンク価格で39,800円であった。だいたい2019年位のモデルになる。
CPU : i5-8365U
MEM : 8GB
SSD : 256GB
Disp : 2880 x 1920 (4:3) タッチパネル対応
他 : LTE対応
第8世代くらいのIntelプロセッサであれば多少もたつくことはあっても日常使いには十分。個人的にはWSLやDockerでちょっとしたコードを動かして検証とかもしたいのでメモリは16GB欲しいところだけれど8GBじゃ動かないかというとまぁなんとか問題なく使えるかなという感じ。
そして注目したいのはLTE対応という所。nanoSIMスロットにSIMカードを挿入すればWiFiを探し回る必要もなく必要時にすぐ通信することが出来ます。これはとても快適。この環境が4万円で手に入るのでちょっとワクワクしますね。
QV8の弱点はバッテリー
QVシリーズは液晶がタッチパネルで折り返してタブレットのように使えるギミックがありますが、そのギミックがあだとなりLバッテリーがありません。そのためバッテリー容量を稼ぐことができず、新品のバッテリーでも5時間程度の駆動時間となってしまいます。ですので本体だけ持ち歩けばバッテリーの充電をほとんど気にせず使えるMacBookAir程は気軽に使えない所は弱点かなと思います。
もっとも旅パソコンとして考えればそんなにガッツリとPCを使わないかとも思うので充分足りるとは思っています。
しばらく使ってみてメモリ16GB搭載モデルも検討したい
しばらく使ってみて使い勝手を確かめたうえでメモリがもう少し必要か否か様々検証したいと思います。16GBあれば確実に安心だけれど仕事用パソコンとは違いOfficeアプリケーションを使わないので、意外に8GBでも困らないかも知れないですね。